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インタビュー:Re:animation |リアニメーション オーガナイザー ちへ 「今年も中野でやろうと…」 #reani_dj

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インタビュー:Re:animation(リアニメーション)オーガナイザー ちへ 

ちへ(@tommy_zina )超都市型屋外DJイベントRe:animation(リアニメーション)のオーガナイザー。GEKKO NIGHTなどイベント開催を経て2010年12月に新宿歌舞伎町シネシティ広場(旧コマ劇場前)にて、DJイベントRe:animation(リアニメーション)を開催。2013年には会場を中野駅前暫定広場に変え 4月にRe:animation 5 11月にRe:animation6 を開催、Re:animation6 では 参加者数 会場:1900人以上/ustream:合計5152人(ユニーク視聴者数3042人)を記録。

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いちろーちゃん「アニイベZのインタビュー、今回は 超都市型屋外DJイベントRe:animation(リアニメーション)のオーガナイザー ちへさんに、リアニメーションの運営や今後の展開などを中心にいろいろとお伺いしたいと思います、よろしくお願いします。」

しかた「よろしくお願いします。」

ちへ「よろしくお願いします。」

 

いちろーちゃん「まずはリアニメーションの歴史について、GEKKO NIGHT やその以前のオフ会の話から聞かせて下さい。」

ちへ「そもそも 交響詩篇エウレカセブン というアニメが好きでして、アニメの放送が終了してから半年後にエウレカセブンのオフ会を始めたんです、そのオフ会で20人募集した所40人集まったのが一番最初ですね。その次にbarみたいな所を貸しきってオフ会やろうという話になり50人の箱を借りたら100人来たみたいな。」

しかた「倍々ですね」

ちへ「その流れで、大学生の頃から知り合いだったAVSSのA-KI君に相談して新宿のACIDって箱で映像や音楽を流した形のクラブイベントを始めたのがGEKKO NIGHT です、2006年の2月11日ですね。」

ちへ「そこからだんだん人が増えてきて新宿HEAD POWER に移り、それでも人があふれて新宿LOFT に移りました。そしてエウレカセブンの映画が公開されてアニメも一段落した頃に誰かが野外でやりたいって言い出したんです。」

ちへ「野外で開催出来る場所をいろいろ探したのですが、潮風公園とか代々木公園などで断られてしまい、たまたま新宿の歌舞伎町を歩いている時にここで応援合戦をしている動画をYou tube で見たなーと思い出したのが、新宿歌舞伎町シネシティ広場でした、そこを運営している歌舞伎町のタウンマネジメントに電話してみたらOKを頂きまして始めたのがリアニメーションです。」

 

いちろーちゃん「順調に見えるイベントを運営ですが、やはり苦労話などはあるのでしょうか」

ちへ「えっーと、苦労話しか無いです!」

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一同「www」

ちへ「一番苦労しているのは場所探しです。当時の新宿エリアって音楽カルチャーが壊滅していた空気がありました、その中でGEKKO NIGHT の開催場所を探すのが大変でしたね、アンダーグラウンド過ぎるとか、明らかに卑猥だとか、お金の条件が合わなかったとか、足元を見てくるなど、場所探しには苦労しました。」

ちへ「あとは費用感との折り合いです、特に野外のリアニメーションの開催からはどの様にお金を回すかみたいな事はいつも課題でした。リアニメーションVol.3になった時に開催の規模が大きくなり過ぎたので警備を増やしてくれと言われまして、そこで初めてクラウドファンディングを初めました。クラウドファンディングをやろうと思うとちょっと豪華なゲストを入れないとお金が集らない、でも豪華なゲストを入れるとお金が掛かるじゃないですか、特にVol.3は銀河の彼方からシェリル・ノームさんが来てくれたので大変お金が掛かりましたw」

ちへ「結局お金が無いと運営出来ないから、お金を集める為に設備やコンテンツを良くしようとする、とそこにコストが掛かってきてさらにお金が膨らむみたいな。それのバランスが一番難しくてかなり苦労しましたね、実はVol.3やVol.4は赤字だったりします、今だから言える話ですが。」

 

いちろーちゃん「リアニ以外の時ってちへさんは何をされているのですか。」

ちへ普段のお仕事もありますが、最近取り組んでいるのは中野の地元の経済界とか商店街とか振興団体さんのなどのお手伝いをしています。」

いちろーちゃん「街を盛り上げて行こうみたいな方々ですか。」

ちへ「うちのイベントを観ていろんな人達が声をかけてくれまして、逆に恩返しが出来ないかと思って企画などのお手伝いをしています。」

ちへ「中野は新宿よりもコンテンツが少ないと思うんですよ、ブロードウェイは一つとしてあるんですが、南口の商店街や、西側の中野セントラルパークって大きな公園など含めてオール中野で盛り上げたい人達の企画の御手伝いなどをしています。」

 

いちろーちゃん「新規のイベントを立ち上げたい人に向けてアドバイスを頂きたいのですが」

ちへ「これには鉄板な絶対的なやり方がありまして、10人来ると思ったら5人の店でやる。20人しか来ないと思ったら10人の店でやればいい、100人来ると思ったら80人の店でやる、そうしたら箱がぎゅうぎゅうになるじゃないですか、そうしたら超楽しそうじゃないですか。」

ちへ「そして最後のDJにはなにがあってもハンズアップさせるDJをしてもらう、みんなでぎっちぎちになって汗をかいて手を上げればそれは絶対楽しい空間じゃないですか、お客さんからすればそのほうが絶対楽しいので、その空間を創ってあげればいいと思います。」

ちへ「あとイベントが大きくなったらそれに合わせて箱を変えてあげる、ちょっと快適じゃないぐらいの広さの場所をとにかく探してきてそこを用意してあげれば、絶対楽しいと思う」

 

いちろーちゃんRe:animation(リアニメーション)の今後の開催について聞かせて下さい」

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ちへ「当然 Re:animation(リアニメーション)の名前で野外やれるイベントを準備しています、今年も中野でやろうと今頑張っている最中です。リアニポリスが終わったら情報を出せるのかな、やれるとしてまたコタツがいる時期だと思います。」

ちへ「来年は、羽田空港国際線ターミナルで開催の「HANEDA INTERNATIONAL ANIME MUSIC FESTIVAL」の2日間の間の深夜の時間でリアニメーションやらせて頂ける事が決定しています、順調に行けば羽田でリアニメーションvol.8を名乗るつもりです。」

しかた「野外や空港などのリアニ本編、リアニポリスなどの番外編は両方共続けて行くんですか。」

ちへ「周りの人が、やろうよと言ってくれる間はやろうかと思います、本編は野外のイベントや羽田空港という特集な環境も含めて、手作りでやるようなレイブは1年に1回か2回のペースで今まで通りずっとやって行きたいと思います、せっかく中野でやっているので、セントラルパーク(式の杜公園)って大きい公園があるので将来的にそこでやりたいなと。もちろんハードルは沢山あるのですが。」

 

いちろーちゃん「最後に6月22日(日)開催のリアニポリスについて」

ちへ「個人的にはMoonbugMOSAIC.WAVが並ぶのは面白すぎるので絶対観に来てほしいです。DJさん達も凄い気合がはいっているので、オープンからエンドまでノンストップ、基本的にアゲ進行で行きます、どこからでも絶対楽しんでもらえると思いますよ。」

ちへ「行かないと分からないけれどジョイポリスって凄い環境です、場所として元々完成されている場所にDJブースがあって、こうゆうイベントをするために作られた場所なんじゃないのかっていうぐらい良い場所です。」

ちへ「映画に出てくるような海外のでっかいパーティーみたいな空気がありますし、2階や3階もあるので上から見るのも楽しいし、ジェットコースターやアトラクションなどのジョイポリスが全て動いている状態でのレイブ環境がすばらしいです。」

ちへ「今までこういう使い方をしている人たちがなかいない感じがしています。リアニポリス絶対来てください。」

 

イベント情報

リアニポリス (東京・台場)東京ジョイポリス 2014年6月22日(日)14:00~

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Re:animation(リアニメーション) 公式ホームページ

 

インタビューアー:いちろーちゃん(アニイベZ)/しかた

photo/アドバイザー:とり

協力:アニソンDJカフェ・バー雷神

 

 


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